洗顔方法パート2

洗顔方法の続きです!

 

 

お風呂に入って洗顔をしている人にありがちなのが、シャワーの熱いお湯でのすすぎ洗いです。熱いお湯はお肌に必要な皮脂や角質までも洗い流してしまいます。

 

 

皮脂には、お肌の水分の蒸発を防ぐ保湿の役割があります。
また傷がつかないようにお肌を保護する役割、弱酸性に保ち病原菌や細菌などの繁殖を防ぐ役割など、お肌の健康を維持する大切な働きをしています。

 

 

せっかく乾燥からお肌を守ってくれる皮脂を、わざわざ熱いお湯で流さないようにしましょう。

 

シャワーの勢いある水流は、顔の薄い皮膚にあてると大きなダメージとなります。お肌に必要な角質、皮脂、潤い成分まで流れてしまいます。ぬるま湯を手ですくうようにして、優しくすすぎ洗いをしましょう。

 

上手な洗顔では、たっぷりのキメ細かな泡をつくることがポイントです。

泡を立てずに、洗顔料をそのままお肌にのばしてしまうと、お肌と手の間で摩擦が生じます。摩擦によってお肌は傷つき、乾燥肌はもとより毛穴トラブル、しわ、シミなどを引き起こしてしまう可能性もあります。

 

洗顔料を最初に載せるのは、皮脂の多い額や鼻周りのTゾーンから洗い始めるのがポイントです。洗顔料は長い時間お肌に載せていると皮脂が奪われてしまいます。

Tゾーン→頬や顎などのフェイスライン→最後に皮膚の薄い目元、口元の順に洗顔していきましょう。

 

ゴシゴシとお肌をこすって水分を拭き取る行為は、お肌の上で摩擦が生じてしまい、乾燥肌を引き起こす原因となります。
洗顔をした後は、清潔なタオルをお肌に優しく押しあてながら水分を拭くようにしましょう。

 

1日何回、洗顔をしていますか?季節によっては汗や皮脂の量が多くなり、洗顔をしてさっぱりさせたくなります。しかし、洗顔のやり過ぎは必要な皮脂までも洗い流してしまい、乾燥肌を招きます。

 

乾燥肌の人でもお肌が粉を吹いてカサカサになっている、かゆみを伴うなどひどい乾燥の場合は、毎回洗顔料を使う必要はありません。

 

しかしお肌は毎日皮脂を分泌しています。しっかりと除去されずお肌の上に蓄積されていくと皮脂は空気に触れて酸化し黒ずみ毛穴を引き起こしたり、皮膚の炎症やニキビの原因になったりする可能性もあります。

 

乾燥肌とはいえ、1日1回は洗顔料を使って汚れをオフするようにしましょう。
洗顔料を選ぶ際には、洗浄力が低く、保湿力が高いものがオススメです。

 

洗浄力は、皮脂汚れを落とす合成界面活性剤が多量に配合された商品ほど高くなります。しかし一方で、合成界面活性剤はお肌のバリア機能の役割をするセラミドを洗い流してしまうといわれています。

乾燥肌の洗顔料は、合成界面活性剤が入っていないものを選びましょう。

洗顔は1日2回までにしておきましょう。乾燥肌の人は洗顔料を使うのは夜のみで、朝はぬるま湯で流す程度でも、十分汚れを落とすことができます。

 

洗顔料はどのようなタイプであっても、たっぷりと泡立てて、お肌の上で泡を転がすように洗浄するのが正しい方法です。