ペット匂いの対策

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ペット特有のにおいの主な正体は、「動物の体から出るにおい」と、「動物の排せつ物から出るにおい」です。それぞれの対策を整理しましょう。

 

体から出るにおいは、動物の汗臭やそもそも持っている体臭です。ペットが室内を動き回ることで、部屋全体ににおいが広がっていきます。
特に、カーペットやソファ、カーテン布製品には、汗や体臭がつきやすく、においの発生源になります。そのため、洗えるものはこまめに洗濯することが、におい対策となります。

 

 

 


ソファなどが洗えない場合は、ペットが直接寝たり座ったりできないよう、洗濯できるラグやシートを敷いておくとよいでしょう。

 

排せつ物のにおいケアは、トイレシートを排せつ後できるだけ早く交換することが大事です。糞や尿を放置するとにおい成分が飛散し、近くのマットやカーテンにも移ってしまうからです。

 


また、尿が壁や床に付いてしまったら、できるだけ早く拭き取ってください。

最近は共働きの家庭も多いので、トイレシートをすぐに交換するのが難しいという場合も多いでしょう。消臭や脱臭効果のあるトイレシートやペット用の消臭剤を使うのも効果的です。

 

同じペットでも、犬と猫では体臭や排泄物のにおいが異なります。ペットに合わせたにおいケアもおさえておきましょう。

 


犬の体臭は、「アポクリン腺」という汗腺から分泌される、脂質やタンパク質を含む汗が主な原因です。この汗腺は人間のわきの下などにもあり、ワキガ臭がこれにあたります。定期的にペット用のシャンプーで洗ってあげることで、抑えることができます。